2015年8月2日日曜日

NASの自作 Part04

まだヨドバシから追加のケーブルが届いてないのでまだOSインストールまで至ってませんがOSを何にするのかも非常に悩ましい問題です。
検索してすぐヒットするのはFreeNAS, NAS4Free, OpenMediaVaultといったところでしょうか。
それ以外にも候補としてSnapRAID, ZFSguru, Linux+ZFS, Linux+Btrfs ,Windows8+記憶域プール など選択肢はたくさんあります。
ソフトウェアRAIDという観点で考えると選択肢は ZFS, LVM, SnapRAID, Btrfs, 記憶域プール の5つぐらいになります。
ここに主要なRAIDの機能比較がありますが、NASを構築する人にとって気になる点は以下ではないかと思います。
  1. RAID6以上の冗長性
  2. ディスクを追加することでスケールアウト可能かどうか
  3. 冗長している台数以上のHDDが壊れた時に壊れていないHDDからデータを復旧できるか
  4. 誤りを検出した時に、自動的に修復可能か
これらを全て満たすのはSnapRAIDのようです。ただしRnapRAIDはRial-timeに処理をしてくれません。
つまりファイルを保存した時点では冗長化されず、手動でコマンドを実行してパリティを計算させる必要があります。
確かに用途によっては問題ないかもしれませんが、ちょっと微妙です。
次に記憶域プールもかなり良さそうな機能ですが。今回はOSにお金を払う余裕は無いのでNG。
Btrfsもかなり良さそうなのですが、残念ながら現時点でRAID機能はまだ安定してないようです。
いろいろ考えた結果、今回はとりあえずZFSでいこうかと思っています。OSは一番メジャーなFreeNASです。
ZFSはディスクを効率的にスケールアウトすることができないので、最初から全力の10台スタートで今後HDDは増やさない方針です。
つまりパリティ分の2台を引いた 3TB * 8台 = 24TB で私と私の家族の人生のデータを全て格納します。
ただ、ここに「The recommended number of disks per group is between 3 and 9. If you have more disks, use multiple groups. 」という記述があり、もし10台構成でパフォーマンスなどに問題がある場合は、1台はスペアにして(2+7)+1 の構成でいこうかと思っています。
とりあえずは、追加のケーブル類と、SASカードがこないと実験もできないわけですが。

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